レゾナント社2020年第4四半期および通年の業績を発表

2020年の売上高は前年比330%以上の増加で320万ドルを記録

村田製作所、XBAR®の性能を確認し製造開発段階移行に合意

テキサス州オースティン 2021年3月15 -堅牢な知的財産プラットフォームに基づいた開発及び「人」と「モノ」を繋ぐために設計された無線周波数(RF)フィルターソリューションプロバイダー企業であるResonant Inc. (NASDAQ: RESN、以下「レゾナント社」)は、第4四半期(2021年10月1日~12月31日)および会計年度(2020年1月1日―2020年12月31日)の業績を発表しました。 

経営陣コメント

レゾナント社会長兼CEOであるGeorge B. Holmesは次のように述べています。「2020年に330%以上の成長を遂げ320万ドルという記録的な収益を達成したのは、当社の技術がスマートフォン、Wi-Fi、自動車の各市場で支持を得たことの結果です。最も重要なことは、次世代の超高速5Gネットワークの複雑な課題に対応するのに最適な当社の主力技術であるXBAR® RFフィルターが、当社の戦略的パートナーである世界最大のRFフィルターメーカーによって引き続き検証されていることです」と述べています。モバイル機器での使用を想定した性能、パッケージ、初期信頼性を確認する第二マイルストーンを予想以上に早く達成したことで、XBAR®をベースとした5Gモバイルネットワーク用RFフィルターの量産化に向けて前進しています。」

「またレゾナント社は、次世代ネットワークで期待される性能や、次世代RFフィルターで実現するユニークなアプリケーションのリーダーとしての地位を戦略的に確立するため、XBAR®技術を中心とした知的財産(IP)ポートフォリオの強化にも注力しています最近行われた、1200MHzのWi-Fi帯域を最大7215MHzまでカバーする高性能なフルバンド6GHz XBARベースのフィルターのデモンストレーションでは、材料のドーピングや補助的なコンポーネントを必要とせずに潜在的な干渉を50dB以上拒絶することができ、XBAR®が将来のワイヤレスフィルターアプリケーションとして選ばれるべき技術であることがさらに証明されました。5Gや高周波数のWi-Fi帯域への移行が差し迫っており複雑な課題を抱えていますが、レゾナント社は、携帯機器及び非携帯機器アプリケーションでますます複雑化するRF性能要件を標準設計とするRFフィルターソリューションを提供できる世界で唯一の企業であると信じています。」

最後に「2021年に向けて、既存のお客様の出荷台数は引き続き増加すると予想しています。また大幅な前払いロイヤリティを含む契約への移行も継続しており、増加する収益の予測可能性を高めていきたいと考えています。当社は、非携帯機器アプリケーション向けのXBAR®を拡大するため、新しいパートナーと積極的に協力しており、今月末には非携帯機器のお客様向けにXBAR® Wi-Fiデバイスのサンプリングを開始する予定です。当社は数十億ドル規模の5G市場に参入し、株主の皆様に価値を提供していく上で、これまで以上に有利な立場にあります。」とHolmesはこう締めくくります。

2020年第4四半期および通年ハイライト

  • 世界最大のRFフィルターメーカーとの間で、5Gモバイル用XBAR®RFフィルターの第二マイルストーンを達成し、目標とする性能およびパッケージング、初期信頼性を確認し、商業プラットフォームの構築と大量生産に焦点を当てた契約の次のフェーズへの移行を承認。
  • レゾナント社の顧客はこれまでに同社の技術で設計された5,300万個以上の製品を出荷。2020年第4四半期にレゾナントの技術を利用して出荷されたユニットは690万個を超え、前年同期比で200%以上、前四半期比では65%以上の増加。
  • 業界初となる標準的SAWフロントエンドプロセスを用い、新たに2社のファウンドリーと共同で5G向けRFフィルターの製造に成功。これにより、現在、XBAR®ベースのフィルターを提供可能なファウンドリーは6社となる。Resonant 5G RFフィルターは、インフラや自動車などのアプリケーションに関連する、非モバイルのn79 5Gバンド用に設計。
  • 当社の特許ポートフォリオは拡大を続け、出願・発行された特許は300件を超え、そのうち150件がレゾナント社独自の5G XBAR®技術に関連。
  • 4GHzのWi-Fiソケットを、古くからの顧客であるTier-1 Handset OEMとの間で大量に確保。
  • 既存のティア1フィルターの顧客が、利益率の高いハンドセットOEM向けに高価値バンドデザインの出荷を開始したことを発表。
  • 40年以上の経験を持つ半導体業界のオピニオンリーダーであるPeter Gammel(博士)を当社の諮問委員会に任命。
  • 技術オピニオンリーダーであるLarry Larson(博士)、Jianming Jin(博士)、Gabriel Rebeiz(博士)、Raafat Mansour(博士)を諮問委員会および技術委員会のメンバーに任命。
  • Process Monitoring Tool (PMTx)の新機能をリリース。Thick SiO2とBonded Wafersの両方に対応した温度補償型表面弾性波(TC-SAW)フィルター技術の製造プロセスをモデル化し、測定する。
  • シームレスな接続性というビジョンを共有する企業によるグローバルな非営利業界団体であるWi-Fiアライアンスに加盟。

2020年第4四半期および通年の財務概要

  • 2020年第4四半期の収益は、前年同期の5百万ドルに対し32%増の0.6百万ドル。2020年の収益は過去最高の320万ドルに増加し、2019年の収益0.7百万ドルと比較し330%以上の増加。
  • 2020年第4四半期末の繰延収益は合計180万ドル。
  • 研究開発費は前年同期の520万ドルに対し、2020年第4四半期は9%減の480万ドル。研究開発費は、2019年が1,890万ドルであったのに対し、2020年は1,950万ドル。
  • 販売・マーケティング・管理費は前年同期の310万ドルに対し、2020年第4四半期は4%減少して300万ドル。販売・マーケティング・管理費は、2019年の1,200万ドルに対し、2020年は1,220万ドル。
  • 純損失は、前年同期の780万ドル(1株当たり24ドル)に対して、2020年第4四半期は710万ドル(1株当たり0.13ドル)に改善。純損失は、2019年の純損失2,990万ドル(1株当たり1.02ドル)に対し、2020年は2,840万ドル(1株当たり0.55ドル)に改善。
  • Non-GAAPベースの調整後EBITDAは、2020年第4四半期には(550)万ドル、1株当たり(0.10)ドルに改善したのに対し、前年同期には(60)万ドル、1株当たり(0.18)ドルでした。Non-GAAPベースの調整後EBITDAは、2019年の(23.4)百万ドルまたは1株当たり(0.80)ドルに対し、2020年は(21.7)百万ドルまたは1株当たり(0.42)ドルに改善。
  • 2020年12月31日時点で、レゾナント社は約2,500万ドルの現金および現金同等物を保有しており、これには当社のアットザマーケット(ATM)プログラムに基づく株式の売却による純収入1,100万ドルを含む。

Non-GAAP財務指標に関する注意事項

Non-GAAP財務指標とは、企業の業績、財務状況、キャッシュフローを示す数値指標で、一般に認められた会計原則(GAAP)に基づいて計算・表示された最も直接的に比較できる指標に通常含まれない金額を除外したり、含んだりするものです。Non-GAAP指標は、GAAP指標に準拠するものではなく、またGAAP指標の代替となるものでもありません。他社は、異なるNon-GAAP指標を使用したり、結果の表示を行ったりする場合があります。

本プレスリリースでは、GAAPに則って表示された財務結果に加え、Non-GAAP指標である調整後EBITDAを表示しています。調整後EBITDAは、純損失に、利息、税金、減価償却費、株式報酬費用を加えて算出されます。このNon-GAAP指標は、純損失に加えて、純損失に代わるものではありませんが、より焦点を絞った営業成績の指標を提供することで、投資家の皆様に有益な情報を提供するものと考えています。この指標は、当社の事業と上級管理職の業績を評価するための内部報告に不可欠なものです。調整後EBITDAと、最も比較可能なGAAP基準の純損失との調整表は、以下の財務表に掲載されています。ここに掲載されているNon-GAAP指標は、他社が提示する同様のタイトルの指標と比較できない場合があります。

レゾナント社について

レゾナント社(NASDAQ: RESN)は高周波フロントエンド(RFFF)マーケットにおいての革新企業であり、独自のInfinite Synthesized Network (ISN)ソフトウェア基盤とIP(知的財産)ポートフォリオの幅広さによりRFFFサプライチェーンを変革しています。レゾナント社は、限られた設計者、ツール、キャパシティによって決定的に制約されている同市場において、設計効率の向上、市場投入までの時間短縮、ユニットコストの削減を顧客に提供することで、これらの重要な問題に対処しています。当社のお客様は、最先端のフィルターとモジュールを設計するためにレゾナント社の革新的な機能を活用する一方、ファブレス・エコシステム(この種のものとしては初)を通じ、多様で安定的なサプライチェーンを活用することができます。また、レゾナント社と連携し携帯機器の接続性を向上させると同時に、新たな5Gアプリケーションのニーズに対応します。

レゾナント社の技術や市場でのポジショニングを説明した一連のビデオがウェブサイトに掲載されていますので、ご覧ください。

詳細についてはwww.resonant.comをご覧ください。

 

レゾナント社は自社ウェブサイト(https://www.resonant.com)およびLinkedInページ(https://www.linkedin.com/company/resonant-inc-/)を、製品、予定されている財務その他の発表、今後予定されている投資家会議や業界会議への出席、その他の事項に関する情報の配信チャネルとして使用しています。このような情報は重要な情報とみなされる可能性があり、レゾナント社はレギュレーションFDに基づく開示義務を遵守するためにこれらのチャネルを使用する可能性があります。したがって、投資家は、当社のプレスリリース、SEC提出書類、公開コンファレンスコール、ウェブキャストをフォローするだけでなく、当社のウェブサイトやソーシャルメディアアカウントをモニターする必要があります。

レゾナント社ISN®設計技術

レゾナント社は、難しいバンドやモジュールその他の複雑なRFフロントエンドの要件に対し、従来のアプローチと比較し半分のコストで製造、半分の時間で開発可能と確信できる設計を可能にします。ISNは、独自の数学的手法、ソフトウェア設計ツール、ネットワーク合成技術のセットであり、当社の独自技術を定期的に組み込むことでより多くの設計ソリューションの可能性を探ることができます。ISNは、独自の数学的手法、ソフトウェア設計ツール、ネットワーク合成技術を駆使して、当社独自の技術を組み込んだより多くの設計ソリューションを検討し、その設計シミュレーションを顧客に迅速に提供します。これらの改良型ソリューションは、表面弾性波(SAW)または温度補償型表面弾性波(TC-SAW)の製造方法を使用しており、バルク弾性波(BAW)などのよりコストの高い製造方法を使用したものと同等の性能を発揮します。レゾナント社の製法は予測性に優れており、従来の約半分の工程で目的の性能を得ることを可能にします。さらにレゾナント社のモデルは基本的なものであるため、基本的な材料特性や寸法などの「ファウンドリー言語」によってファウンドリーや工場の顧客との統合がシームレスに行えます。

Resonant Safe Harbor / Forward-Looking Statements(将来予測に関する免責事項)

本プレスリリースには、開発中のフィルター設計の状況、当社のフィルター設計およびソフトウェアツールの性能、市場シェアに関する当社の見解など、将来の見通しに関する記述が含まれています。将来の見通しに関する記述は、この文書の日付時点で作成されたものであり、実際の結果が将来の見通しに関する記述と大きく異なる原因となり得るリスクや不確実性を内在していますが、これには以下が含まれます:当社の限られた営業実績、顧客の仕様に合致した設計を完成させる能力、当社の顧客(またはそのメーカー)が当社の設計を商業的に製造する能力、当社の設計を組み込んだ製品をOEM顧客に販売する顧客の能力、当社の支出およびその他の現金使用の変化、当社の設計が他の設計やソリューションと比較してコストを大幅に削減可能かどうか、業界における激しい競争及び急速な技術革新により当社の設計が有用でなくなるまたは旧式となるリスク、当社の成長に必要とされる数量の設計プロセスにおいて必須の高スキル技術者を見つけ採用し維持する能力、成長管理能力、一般的な市場、経済、ビジネス状況などです。実際の業績が将来の見通しに関する記述で予測されたものと大きく異なる可能性があるその他の要因は、米国証券取引委員会に提出した最新の年次報告書(フォーム10-K)または四半期報告書(フォーム10-Q)の「リスク要因」および「財務状況および業績に関する経営陣の検討および分析」の項に記載されています。将来の見通しに関する記述は、本リリースの日付の時点でなされたものであり、当社は将来の見通しに関する記述を更新する義務及び実地において明示的に責任を一切負わないものとします。

Resonant社 IRお問い合わせ:
Greg Falesnik or Brooks Hamilton
MZ Group - MZ North America
(949) 546-6326
RESN@mzgroup.us

次項以降に財務データ有 

Resonant Inc.

連結貸借対照表 (単位:千米ドル)

 

2020
12
31

 

2019
12
31

資産の部

 

 

 

現金および現金同等物

$

24,968 

 

 

$

10,688 

 

その他の流動資産

719 

 

 

453 

 

流動資産合計

25,687 

 

 

11,141 

 

有形固定資産(純額)

1,583 

 

 

1,885 

 

固定資産合計

5,460 

 

 

5,121 

 

資産合計

$

32,730 

 

 

$

18,147 

 

 

 

 

 

負債および株主資本

 

 

 

買掛金および未払費用

$

3,401 

 

 

$

3,989 

 

その他の流動負債

2,450 

 

 

2,343 

 

流動負債合計

5,851 

 

 

6,332 

 

固定負債合計

1,826 

 

 

2,059 

 

株主資本

 

 

 

資本金

59 

 

 

33 

 

     資本準備金

175,813 

 

 

132,214 

 

     累積その他の包括利益

87 

 

 

 

累積欠損金

(150,906)

 

 

(122,492)

 

株主資本合計

25,053 

 

 

9,756 

 

 

 

 

 

負債および株主資本合計

$

32,730 

 

 

$

18,147 

 

Resonant Inc.

要約四半期連結損益計算書(単位:千米ドル、株式データを除く)

 

四半期(未監査)

 

通期(監査済)

 

2020
12
31

 

2020
9
30

 

2019
12
31

 

2020
12
31

 

2019
12
31

売上高

$

607 

 

 

$

1,405 

 

 

$

459 

 

 

$

3,160 

 

 

$

735 

 

営業費用

 

 

 

 

 

 

 

 

 

研究開発費

4,757 

 

 

4,413 

 

 

5,226 

 

 

19,477 

 

 

18,854 

 

販売・マーケティング・管理費

2,980 

 

 

3,055 

 

 

3,109 

 

 

12,150 

 

 

12,040 

 

営業費用合計

7,737 

 

 

7,468 

 

 

8,335 

 

 

31,627 

 

 

30,894 

 

営業損失

(7,130)

 

 

(6,063)

 

 

(7,876)

 

 

(28,467)

 

 

(30,159)

 

その他の収益(費用)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

利息および投資収益

 

 

 

 

33 

 

 

66 

 

 

253 

 

その他の費用

(2)

 

 

(1)

 

 

(5)

 

 

(12)

 

 

(21)

 

その他の収益(費用)合計

(1)

 

 

— 

 

 

28 

 

 

54 

 

 

232 

 

 

(7,131)

 

 

(6,063)

 

 

(7,848)

 

 

(28,413)

 

 

(29,927)

 

税引前損失

— 

 

 

— 

 

 

— 

 

 

 

 

 

法人税等の支払額

$

(7,131)

 

 

$

(6,063)

 

 

$

(7,848)

 

 

$

(28,414)

 

 

$

(29,928)

 

純損失

$

(0.13)

 

 

$

(0.11)

 

 

$

(0.24)

 

 

$

(0.55)

 

 

$

(1.02)

 

基本的および希薄化後1株当たり純損失

54,976,249 

 

 

53,243,854 

 

 

32,747,090 

 

 

51,254,329 

 

 

29,409,776 

 

 


 

Resonant Inc.

Non-GAAP情報の調整(未監査)(単位:千米ドル、株式データを除く)

 

四半期

 

通期(監査済)

 

2020
1231

 

2020
930

 

2019
1231

 

2020
1231

 

2019
1231

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

純損失(GAAP)

$

(7,131)

 

 

$

(6,063)

 

 

$

(7,848)

 

 

$

(28,414)

 

 

$

(29,928)

 

以下の項目を調整

 

 

 

 

 

 

 

 

 

利息-純額

— 

 

 

(1)

 

 

(33)

 

 

(65)

 

 

(253)

 

研究開発費 株式報酬

590 

 

 

645 

 

 

797 

 

 

2,753 

 

 

2,823 

 

SM&A 株式報酬

771 

 

 

828 

 

 

809 

 

 

3,071 

 

 

2,983 

 

研究開発費 減価償却費

208 

 

 

193 

 

 

199 

 

 

811 

 

 

788 

 

SM&A 減価償却費

47 

 

 

45 

 

 

51 

 

 

189 

 

 

197 

 

法人税等

— 

 

 

— 

 

 

— 

 

 

 

 

 

調整後EBITDA(Non-GAAP)

$

(5,515)

 

 

$

(4,353)

 

 

$

(6,025)

 

 

$

(21,654)

 

 

$

(23,389)

 

基本的および希薄化後1株当たり正味EBITDA

(Non-GAAP基準)

$

(0.10)

 

 

$

(0.08)

 

 

$

(0.18)

 

 

$

(0.42)

 

 

$

(0.80)

 

加重平均発行済株式数-基本および希薄化後

54,976,249 

 

 

53,243,854 

 

 

32,747,090 

 

 

51,254,329 

 

 

29,409,776 

 

SM&A:販売、マーケティング、管理