レゾナントのフィルターIP標準ライブラリでRFフィルターを迅速に市場に投入

レゾナント社のフィルターIP標準ライブラリを使うことにより、RFフィルターを迅速に市場に投入することがこれまで以上に容易になります。RFフィルターの需要は、高スループットのデータサービスを提供するための帯域幅に対する需要の増加に伴い、4Gモバイルデバイスと新興5Gデバイスの両方で増加し続けています。それに伴いこれらのRFフィルターの複雑さも増しています。一方で、従来の設計プロセスは反復的で、設計が完成するまでに数ヶ月(より複雑な設計の場合は数年)かかります。

レゾナント社「フィルターIP標準ライブラリ」の利点

  • 市場投入までの時間が短い(開発期間ゼロ)。
  • 収益化までの時間が短い
  • レゾナントのファウンドリーパートナープログラムによるファブレス生産
  • 安定し持続可能なサプライチェーン
  • 完全なカスタムオーダーを必要としない
  • 大手Tier1フィルターベンダーに匹敵する価格と性能を実現
  • レゾナントのライセンスモデルにより、多額の初期投資が不要

レゾナント社はWaveX™®により、最も複雑なフィルターを含むカスタムライセンス設計において、RFフィルター市場への参入障壁を下げ、市場投入までの時間を短縮しました。 更にレゾナント社のフィルターIP標準ライブラリは、標準的且つ価値の高いRFフィルター設計を求めている企業が製品を市場投入するまでの時間を短縮し、その結果として収益を上げるまでの時間を短縮することを可能にします。

フィルターIP標準ライブラリは、レゾナント社がWaveX™ソフトウェアプラットフォームを使用して開発したフィルター設計を提供しており、企業はこれをライセンスし、レゾナント社の複数のファウンドリー・パートナーのいずれかを通じて製造することができます。フィルターIP標準ライブラリのフィルター設計を使用することで、さまざまな企業が既に実績がある設計を用いて多額の先行投資をすることなくフィルター市場に迅速に参入することができます。

ファウンドリー・パートナーの役割

フィルターIP標準ライブラリのターンキー性は、ファブレス・ライセンシー(契約者)のパートナーに経験豊富で高品質なフロントエンド・ファウンドリとバックエンド・サービスを提供し、設計を迅速に製品化することを目的としたレゾナント・ファウンドリ・パートナー・プログラムによって強化されています。ファウンドリ・パートナー・プログラムのメンバーは全てレゾナントのWaveX™設計手法で作成されたフィルター設計を扱った経験があります。

バンド1-3クワッドプレクサ設計

フィルターIP標準ライブラリの最初のデザインは、バンド1-3クワッドプレクサ(最も複雑で価値の高いフィルターの1つ)であり、本日よりライセンスを開始します。今後予定されているデザインは以下の通りです。

フィルターIP標準ライブラリ

クワッドプレクサー:1〜3(発売中)

デュプレクサ:B2B3B72019年発売予定)

フィルター:B41 (2019年発売)

5GXBARIP標準ライブラリ

今後のロードマップ:n79n78 n776GHz Wi-Fi

カスタムフィルターの実績

TDDフィルター:B38、B39、B40、B41

デュプレクサ:B1、B2、B3、B5、B7、B8、B12、B20、B26、B28A、B28B、B66、B71

クワッドプレクサ:B1-3、B2-4

その他:Wi-Fi, GPS

パッケージング:WLPおよびCSP (HTCCおよびPCB)

レゾナント社のフィルターIPスタンダード・ライブラリ・プログラムは、高価値RFフィルター設計の市場投入を最速で提供します。詳細につきましてはこちらをクリックしメールをお送りください。